車内クリーニングの歴史と未来

カークリーニングは、1970年頃から始まり、エンジンルームだけをキレイにすると言ったものでした。室内は簡単に掃除機掛けだけでした。
当時ルームクリーニング(以下ルークリと言う)を営業しても、エンジンルームの話題にはなるがルークリは全く取り合ってくれなかった。中古車販売は現状渡し販売(板金・タイヤ・バッテリー等未修理状態/お客が必要なものだけ修理以来して払う)が主流で、当時の車事情からエンジンルームがキレイだったら大事に使った車と言うことで、室内は”お客さんがする”でした。ステータスの象徴だった車は、欲しいもののナンバーワンでしたから、大抵のことは消費者が我慢してくれた、と言うよりあたり前だった。今なら考えられない事ですが、でも車は売れたのです。
ポリマー加工業者は、看板だけにしてきたルークリ、実際本格的に手がけてみると、手間はかかるし難しい。キレイになった度合や仕上がり状態など、自分ではキレイと思っても、実際にはわからないのです。
ここ2~3年前からポリマー加工業者から、ルークリの問い合わせが多くなっています。次いで中古車業、修理業、ルークリ専業者からは、良く落ちる洗剤が欲しいと言う。ルークリもカーディーラ-では内製化が進んでいるのです。
ルークリの現状は、業販の仕事が多いことから、見た目の仕事が中心になり、価格に追われ仕上がり状態は、二の次になってしまっているのです。キレイに見えると、キレイは違います。一般消費者に認知されない理由の一つとだと思います。まだまだ技術を向上して行かなければならないと思います。
ルークリの未来として、一台の車を保有する期間は、この10年間で4.88~6.77年 と大幅に延びています。これからも車の性能などからまだ延び続くでしょう。日本の乗用車の保有台数は6470万台、貨物1686万台(2005年3月現在・共に財団法人 自動車検査登録協力会調べ)。 今後、車内クリーニングの需要は必ず増えてゆくでしょう。安心してキレイにしてくれる業者が増えて、目に見える形が現れる様に成ればですが。
ルークリは、仕上がりが良いほど信頼度が高く、一度信頼を得ると、その作業が難しい分、固定客や口コミ客が増え、波及効果が増大する重要なアイテムであります。
私のルークリ感は
1.早い作業 2.早い乾き 3.臭わない 4.見せれる 5.納車が早い
である。一般消費者に認知されるには、上記の5つは絶対に避けて通れない条件と思います。当社では半日で納車していますが、更に早くを望んでおります。
ディティール業にとって、ルークリは最後に残された大型商品です。車社会になくてはならない業種と考えております。
不安定の業販から一般消費者へ少しでも早い期間に移行して、安定化して行く必要があるのです。
クリーニング部会 中村

