サービスアイテムから収益商品へ

最近、ディテイリングショー http://www.iaae-jp.com/ 事務局の方とお会いする機会があったのですが、来年の開催時には、カーフィルムメーカーの出展が増える予定だそうです。
メーカーサイドとしては、製品ラインナップを従来の着色フィルムから、より高い断熱機能を付加した製品に切り換えてゆくところのようで、おそらくは製品単価を上げたいとの狙いもあるのでしょう。
もちろん、高い機能性を持った製品が値段も高くなるのは当然のことですが、では施工価格はどうでしょうか?
フィルムの値段が高くなっても、それを施工単価に反映させられるのであれば、決して悪いことではありません。そのような高い機能性を持つサービスの価値を、ディーラーやお客様に如何に理解してもらうか、伝えることができるかにかかってくるでしょう。
ディテイリングサービスは、長い間サービスアイテムとして扱われてきました。つまりおまけに過ぎなかったのです。あくまでサービスアイテムとして導入する。そんな意識がクルマを売る側の方たちも持ち続けてきました。しかし最近になって状況は変わりつつあるようです。東京のレクサス店では、ディテイリングメニューをサービスアイテムとはしていません。あくまで収益商品として位置づけているのです。収益商品であるからこそ、従来よりもさらに顧客満足度の高いサービス内容と価格体系が求められます。
中古車市場を見ても、国産車、外車ともに長期的な下落傾向にある中、それでも大手の業績は悪くありません。おそらくは、独立系の中古車ディーラーはかなり苦しい状況にあるでしょう。来年は、取引先の構成を再考しなければならない年になるかもしれません。そしてその鍵は、ディテイリングメニューをサービスアイテムとして見るか、収益商品として見るか、というところにあるのかもしれません。
事務局 大井

